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2016.07.28

第5回 歯ならびと矯正治療について

歯ならびやかみ合わせが悪いことを不正咬合(ふせいこうごう)といいます。これは遺伝的なものが多いのですが、その人それぞれの体質や生まれた後のさまざまな原因によってもおこります。不正咬合のある場合、よくかんで食べることが上手くいきにくいため、発育に影響が出る場合があったり、発音に影響が出たり、口元を気にするあまり、心理的な影響が出るケースがあります。日本人は7割が上顎前突だと言われています。今回は不正咬合について、ご紹介します。

不正咬合の種類

◎上下の顎の成長の不正 ◎食生活の変化      ◎歯のタネの位置の不正
◎余分な歯の存在   ◎上唇の内側のひだの異常  ◎歯と顎の大きさのバランス不正
◎指しゃぶり等の悪い癖  ◎舌の悪い癖        ◎もともと歯の数が少ない
などがあります。

不正咬合の種類

①上顎前突(出っ歯)②下顎前突(うけ口)③過蓋咬合(深いかみあわせ/上の歯が下の歯を大きく覆ってしまう状態)④叢生(そうせい:らんぐい歯、やえ歯)⑤開咬(上下の歯が咬み合わない)⑥正中離開、空隙歯列(すきっ歯)⑦上下顎前突(口もとの突出)があります。

さて、いつ矯正の治療を開始するかという判断は、それぞれの方の不正咬合の状態によっても異なり、さらに専門家の中でもさまざまな考え方がありますので、主治医の先生と相談されると良いでしょう。

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