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2016.07.28
第4回 むし歯予防とフッ素
むし歯予防は、歯を磨くことが大原則ですが、さらにその効果を上げるものとしてフッ素があります。フッ素の役割としては、むし歯の進行を抑制・強化します。その他には、むし歯菌の活動を抑える効果もあります。
虫歯や歯周病等について
フッ素を大別すると①主に乳歯が用いられ、むし歯の部分が黒くなってしまうもの②黒変せず、歯質を強化するものがあります。フッ素を塗る時期は、
①1歳(乳前歯)、②2歳(第一乳臼歯)、③3歳(乳歯列の完成)、④6歳(第一大臼歯9、⑤7歳8第一大臼歯及び永久歯)、9~10歳(小臼歯、犬歯、第一大臼歯)、⑥11~12歳(第二大臼歯)を目安として、萌出したばかりの歯はフッ素を取り込みやすいので、新しい歯が萌てくるたびに、年に1~2度、歯科医院でフッ素を塗ってもらうとよいでしょう。
フッ素の塗布方法としてはフッ化物の歯面塗布、洗口法、フッ化配合歯磨剤の使用、ハブラシにスプレーをして塗布する方法等があります。歯科医院で使用するフッ素は効果が高いので、普段は、市販のものでケアし、年に1・2度は、歯科医院で塗ってもらうと、さらに良いでしょう。
フッ素を多く含む食品として、日本茶、エビ、ワカメ、魚介類、卵、牛乳等があります。
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